シツケしなくても犬との生活を楽しめる
最近、こんな内容の本を買いました。
シツケの本を読み、先生にも習い、シツケ教室にも通っているにもかかわらず、良い子にならないと悩んでいる人も居れば、シツケのシの字もしないのに、なんの問題もなく犬と共に暮らしている人も居ます。
その違いは何なのか?
シツケは、昔、人が犬になにか仕事を手伝させようと考えだしたものであり、作業の訓練でした。
一緒に暮らすためのものではなかったのです。
犬と人間の歴史は2万年と言われていても、それは犬を使いこなした歴史で家族として暮らした歴史ではないのです。
本当に家族の一員として心を通わせようとした歴史は、まだ数十年しか経っていないのです。
犬は喋りませんが心は通じます。もしかしたら言葉を発しない分だけ人間以上に心が通じるかもしれません。
心をつなぐことができれば、シツケをしなくても上手に暮らすことができるのです。
と、
ここまで、まえがきを読んで若干、思い当たることがありました。
ビーグルのチャンスは子犬の頃、ゴハンの前には必ずワンワン大騒ぎをしました。
この要求吠えをするたびに、ゴハンをしまい、ワンワンが止んだらまた用意する。
吠えなくなったらゴハンがもらえる。
これを学習したのですが、
15歳になりボケてきているのかゴハンの前にまたワンワン大騒ぎをするようになりました。
ボケてるから仕方ないのか!と諦めていた時に、娘が遊び半分で
『おなか減ったのー・・・』と何やら話しかけながギュウっと抱きしめてみました。
するとワンワンがピタッ!と止まったのです。
試しにワンワン吠え出した時にワタシも逃げようとするチャンス先生をギュウっと抱きしめたら吠えなくなりました。
(とてもイヤがってましたが。)
そして、おとなしくベッドに戻って寝て待っていました。
チャンスは
大事にされていると思ったのか?
抱きしめられてウレシかったのか?
それとも心が通じたのか?
はたして16歳のシニアビーグルと13歳のシニアフラットにこんな考え方が通用するものか?
読み進めて良い話があれば実践したいと思ってます。
『愛犬がいい子になる10のルール』より引用