我が家には3匹の愛犬が居ます。
16歳のビーグル(チャンス)。13歳(ティアラ)と6歳の(ココ)フラットコーテッドレトリーバー。
先日の夕方、チャンスが朝昼に食べたフードを全部嘔吐。
年齢も年齢なので単なる体調不良かと思い、とりあえず絶食しました。
(犬は食べた後に反射的に吐くこともあるので)
翌朝、トマトジュースのような大量の血便。
そしてグッタリとしています。
動かせそうもないので暖かくして寝かせておきました。
何度か起きて排便を試みるが血便が少々しか出ず。
少し元気になって動けるようになったので病院へ行きました。
診断は、急性の胃腸炎。
抗生剤と粘膜再生を助ける薬をもらってきました。
原因は、食べなれない『何か』を食べたことで胃と腸の粘膜が激しく痛み出血したらしいのです。
チャンスは、食べ物が落ちていればたまに拾い食いすることもありますが、その日は外を歩いてません。
色々食べたものを考えているとあることに気づきました。
たまに犬とドライブがてら犬好きの親戚の家へ行くのですが、いつもオヤツをくれるので犬たちも大喜びです。
思い返すと以前からチャンスとココは同じ日にお腹を壊すことがよくありました。
その日の前日か当日には、この親戚の家に寄ってオヤツをもらっていたのです。
チャンスが体調不良になった日もオヤツをもらいました。
親戚には申し訳ないのですが原因はこのもらったオヤツにあるような気がします。
近所のホー◯センターでオヤツを買ってくると聞いていたので
同じものを見つけて成分表を確認してきました。
表示されている物質を調べてみると。。。
たくさんの添加剤が入っていますが、この2種類が気になりました。
『プロピレングリコール』(乳化剤・保湿液・不凍液・殺菌剤)として広く用いられている。
即毒性が出ない程度にうすめることで安全な物質として使用されている。米国及び日本では猫用フードへの使用は禁止されてる。ドイツなどでも使用禁止?石油化学製品としては危険物である。
『デヒドロ酢酸ナトリウム』(防腐剤・合成保存剤)
毒性が強く催奇形性、染色体異常の疑いあり。サルに中毒症状。肝臓に変化。諸外国では許可されていない。チーズ、バター、マーガリン以外の食品への使用は禁止されている。
どちらも日本では珍しくない添加物です。
しかし、表示義務があります。
ということは微量でも毒性があるということでしょう。
ですから諸外国では使用禁止なのでしょう。
人間と比べると犬や猫の体の大きさはかなり小さいです。
そこに人間の基準で添加物を入れた食べ物を摂取するとどうなるでしょう。
胃腸の弱い子、抵抗力の落ちてきたシニアの犬、猫にはダメージとして現れてくることもあるのではないでしょうか。
日頃から犬たちの食べ物には気を使ってきたつもりですが、
親戚宅へ行くたびに体調を崩す、シニア犬のチャンスと若くてもお腹の弱いココ。
親戚宅でもらうオヤツが原因であったと思うのは考えすぎでしょうか?
この様に何を食べても大丈夫な人(犬)は居ますが。。。
魚や鹿肉、野菜をそのままオヤツにしました。