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犬を卒業したオレ様が本当のことを教えよう。第1話

      2017/06/07

 

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オレ様はビーグル犬をやっていた。

今は16年間の使命を終えて天使に戻っている。

地球という星の世話係(人間)は【犬語】すら伝わらないのでとても苦労した。

(この場合の【犬語】は人間で言うところのテレパシー)

 

オレ様たち犬は、思っただけで相手に気持ちが伝わるから普段は声を出さない。

でも、人間は【犬語】が通じないからオレ様は、叫んだり、身振り手振りで気持ちを伝えるのが大変だった。

 

若い頃のオレ様の一日はこんな感じだった。

 

朝は、いつまでも寝ている世話係を大声で叫んで起こす。

なかなか朝の運動(散歩)に出かけないので叫んではっぱをかける。

黙っていると朝ゴハンを忘れるので叫んで教えてあげる。

 

世話係は犬と遊ぶことを義務付けられているのにサボるので、そういうときは軽くイタズラをして注意喚起する。

世話係は、肉を食べ過ぎたり、甘いものを食べたり健康に良くない食生活をしているので、オレ様がよく手伝ってやった。

すると世話係のくせにオレ様の好意に文句つけたりするのが信じられなかった。

手の届くところに置いてある食べ物はみんなの物という分かち合いができないのが悲しい生き物だと思った。

夕方の運動(散歩)も世話係はよくサボろうとするので、キチンと役目を果たすまで叫んであげた。

世話係は昼食や夕飯の時間をキチンと守らないので叫んで教えてあげた。

こんな一日を繰り返すのだからオレ様もかなり忍耐強くなってしまった。

 

16年も犬をやって世話係の相手をしたのでオレ様は人間語がほとんどわかるようになった。

世話係も【犬語】を理解することはできないまでも感じることが出来るくらいは上達したようだ。

 

天使だったオレ様がなぜ犬になって地上に降りたのか?

 

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その理由は?

地球担当の天使の最重要任務は人間を更生させること。

 

地球の中で人間は実に困った存在で、生き物の中で唯一自分の住む星を平気で壊そうとしている。

人間は宇宙の中では不良として有名な存在だ。

長い年月をかけて教育しているがまだまだ先は長い。

 

今回のオレ様の使命は未熟で自分勝手な人間を選んで教育することだ。

動物を可愛がる心を持たず、犬に興味のない人間を世話係にして動物と暮らす素晴らしさを教える。

サラリーマンという仕事をしている世話係は近所の人の名前すら知らない。

もちろん近所のダレとも会話なんかしようとしたことなどない。

近所の人とろくに会話しようともしない世話係にオレ様がきっかけを作ってやる。

 

とにかく人間は争いを好むという性質があるので、友だちになるところから教える。

オレ様は、散歩に出ると、世話係【人間】を連れて散歩している犬【天使】を見かけたら近寄って匂いを嗅いだりマヌケな動作で人間同士を和ませる。

(実際は天使同士の近況報告をしている。)

これがうまくいくと人間たちが会話を始めるきっかけになる。

 

近年の人間は身体を動かす仕事をせずに座っていることが多い。

動かずに食べるから太る。

病気になって本来の教育期間(寿命)を全うできなくなる。

それではいつまでたっても人間は更生できない。

オレ様たち犬が世話係を散歩に連れ出すのはこんな理由だ。

 

なぜビーグル犬の姿を選んだのか?

 

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自分で言うのもなんだけど姿が可愛い。

犬ギライの人間も、この姿形に惑わされ犬を飼ってみたいと思うはず。

今回の世話係は簡単に引っかかった。

 

ビーグル犬は人間の忍耐を教育するときに多く使われる。

ビーグル犬はよく吠えるし、声が大きいのでとてもウルサイ。

そして実にいろいろなイタズラをする性能を備えている。

しかし、可愛い姿をしているので叱られることは免れる。

このとき人間はガマンをする。

ビーグル犬と長く一緒に暮らすことで忍耐を覚えるのだ。

ビーグル犬もいろいろな用途があるのでこれは一例だ。

 

今回はここまでの公表しか許されなかった。

次回に続く。

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【犬を卒業したオレ様が本当のことを教えよう。第2話】

 

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