1984年頃、米国のキャッチャー博士という人が健康とペットの有無の関係を調べた結果を発表しました。
それによると、心筋梗塞をおこしても再発しない人や、その後長生きをした人の多くはペットを飼っていたそうです。
これは、大や猫を飼っていると一緒に散歩をしたり、抱き上げて動き回ったりするなど、知らず知らずに適度な運動をしているということもあるでしょう。
しかし、面白いのは、このペットは別に大型の動物である必要はなく、熱帯魚でもあるいはトカゲなどの爬虫類でも心筋梗塞の再発を抑えていたそうです。
一つの考え方としては、動物の世話をしなくてはならない、自分がいないとペット達は生きていけないという責任感が結果的に長生きにつながっている、ということ。
心筋梗塞の再発などを抑えるより重要な因子は、ペットの存在が人の心に安らぎを与えている効果であろうこと。
寂しい時、何か不満がある時などペットに向かって話しているうちに、自然にストレスから解放される。
多くの方々がペットを飼うことでストレスから開放されると良いですが、それにはペットも健康で居てくれなくてはいけませんね。