犬や猫のお役立ち情報・エピソード=ほっとらんど

犬にとって良い獣医さんの選び方

   

 

これは私が経験して思ったこと、人から聞いてなるほどと思ったことを書いております。

 

私は犬と暮らし始めたのはビーグルのチャンスが初めてなので16年ほどの経験でのお話です。

 

チャンスが来てから何人かの獣医さんとお会いしてお世話になってきました。

 

最初はチャンスが子犬ころから耳の中がとても汚れる犬だったので近所の病院にかかりました。

 

細菌性の外耳炎という診断で耳の掃除とお薬でその時は良くなりました。

 

ですが数日で元通り。

また病院への繰り返し。

 

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根本的な原因は食物アレルギーだったようです。

耳も体も痒がっていたのですが食事を見なおしたことでどちらも治りました。

 

優しくてとても良い先生でしたが、対処療法のみで根本原因が食物アレルギーは疑いませんでした。

 

今は当たり前の事なのですが、当時はあまり食事からの改善は考えられてなかったようです。

 

 

チャンスの去勢手術してもらうために次の病院を探しました。

深夜でも対応してくれて評判も良い病院が見つかり行くことにしました。

 

去勢手術から帰ってくるとチャンスは伏せてモジモジしてました。

夜になっても寝ないで息が荒くなってきたので変だと思ってよく見ると手術した陰嚢が腫れて出血していました。

 

病院へ連れて行くとすぐに点滴しないと危ないということで預ってもらうことになりました。

後で知ったのですが、手術は新人の獣医さんが行ったらしいです。

院長先生の評判は良かったのですが若い獣医さんの指導はまだまだのようでした。

 

これでどうにも信用度が下がりました。

 

フラットコーテッドレトリーバーの子犬のティアラがやって来ました。

この子は後ろ足に先天性の膝蓋骨脱臼を持っていました。

 

1歳前になるころには片足が頻繁に膝が外れてその度に悲鳴をあげてうずくまっていました。

 

どうにも可哀想なのでMRIやCTなどの設備を持っていて詳しく調べられるという評判の病院へ連れて行きました。

 

設備は素晴らしく検査内容をもとに先生が詳しく症状を説明してくれました。

 

両足とも手術をしなければ治らないとの診断でしたが、検査設備はあるけれど手術ができないということで別の病院を紹介してもらいました。

 

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ティアラは頻繁に外れる足を手術しました。

しかし、また外れました。

骨を削って溝を深くする手術をしたのですが、それが浅かったようです。

再手術でようやく外れなくなりましたが、ティアラには2度も痛い思いをさせてしまいました。

 

30代の先生で経験が足りなかったのかもしれません。

じきにもう片方の足も外れるようになりましたが、この先生に手術を頼む気にはなれませんでした。

 

実はわりと近くに大学病院があったのですが、なぜか足が向きませんでした。

 

評判は良いので避妊手術もしなければいけないので、足と一緒に手術できるなら痛いのは一回で済むかもしれないと思い診察を受けました。

 

詳しく診てもらうと、まだ成長段階だから足はグルコサミン系のサプリメントを与えながら観察することになり、避妊手術だけしてもらいました。

 

ティアラは手術から帰ってきてしばらくサプリメントを与えて走らせないように注意していると関節が外れることが無くなってきました。

 

そのまま数ヶ月、様子を見ていると外れなくなりました。

先生が『サプリメントもバカにできないよ。』と言ってくれたのは本当でした。

 

後で知ったのですが、この大学病院の先生は整形外科では有名な方だったらしいです。

 

ティアラは、その後10歳になるまで元気で毎日楽しく過ごしていました。

しかし今度は加齢なのか元々良くない膝が弱ってきました。

 

ついには後ろ足がケンケンなってしまったので、そのころかかりつけとしてお世話になっていた近くの病院で診てもらいました。

 

歩かせてみて、触診してみての診断は『老化により膝の滑りが悪く痛くて曲げられないだけ。安静に。』ということでした。

 

しかし、この犬種は足が上手く動かないという状態になると実はガンで余命わずかだった。

そのような事例を良く見聞きしていたので、先生はガンではないという診断でしたが、念のため大学病院に行くことにしました。

 

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以前の先生はもう定年退職していたので若い先生でしたが腫瘍専門ということで整形外科は専門外と前置きがあり診てくれました。

『レントゲンでは一部骨が溶けているように見える。』

いろいろ恐ろしげな病名が出てくるので、もっと精密な検査をすることになりました。

 

結果は老化で関節炎を起こしているという診断で、触診しただけの、かかりつけの先生と同じ診断でした。

 

チャンスも15歳と高齢になってきた頃、嘔吐下痢、動かず震えてかなり弱ったことがありました。

 

かなり衰弱して危うい状態だったので病院へ行くことにしました。
かかりつけの病院は休みだったのでネットで評判の良いとなり町の病院で診てもらいました。

 

そこではエコーとレントゲンを撮ってよくわからず、さらに翌日一日預かって検査することになりました。

そして、それでもわからなかったら大学病院に行ってもらうとのことでした。

 

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翌日は、かかりつけの病院が開いていたので診てもらいました。

 

先生は症状を聞いて触診すると『膵炎になってたけどもう治りかけだから絶食していればよいです』との診断でした。

とくに薬も無しでした。

 

そしてチャンスはそのまま回復しました。

 

こんな経験や知人の話から私の思う良い獣医さんは

 

・手が傷だらけ
(触診で判断するには嫌がるところも触る。必然的に噛まれたり引っ掻かれたりする)

 

・納得できるまで説明してくれる。
(どうしてこの症状が起きてどうやって治療するかわかりやすく説明してくれる)

 

・むやみに注射、薬を使わない。
(基本は自己治癒力)

 

・たくさんの症例を診て経験値が高い。
(個人病院は幅広く様々な病気を診なければいけない)

 

・安心を与えてくれる。
(不安を煽らない。飼い主が心配し過ぎないように良くなることを想定して話をする)

 

・診断結果が正しい。
(獣医さんも間違いはあると思うが、正しい診断をしてくれる)

 

まだまだあるとは思いますが、私が今まで出会った良いと思った獣医さんの条件でした。

 

 - ケア, 犬の健康